2019年7月22日(月) m3.com AI Lab (長倉 克枝)
7月11日から13日まで東京都内で開催された第27回日本乳癌学会学術総会で11日、シンポジウム「Augmented Intelligence(拡張知能)」が開かれ、湘南記念病院乳がんセンターの井上謙一氏が「人工知能による医用画像認識と臨床応用に向けての取り組み」と題して発表し、「ディープラーニング(深層学習)は誰でもできる」と強調した。
井上氏はまず、AI(人工知能)による医用画像診断支援やレポート作成が進む現状を挙げたうえで「日本は遅れている」と指摘。その上で、AIの医学への影響として、かつてのワクチンや麻酔、抗生物質、DNA...