2019年7月18日(木) m3.com AI Lab (宮内 諭)
社会医療法人三栄会ツカザキ病院眼科(兵庫県姫路市)人工知能グループの西村和晃氏らの研究グループは、点眼瓶に付けたセンサーからのデータをAIで解析することで、点眼状況を正確に把握することに成功した。この研究成果は、論文誌『translational vision science & technology』に掲載された。
緑内障は失明の主な原因の一つだが、緑内障患者の点眼薬アドヒアランスは悪く、点眼治療の1年継続率は33-39%しかない。アドヒアランスの悪さは視野障害の悪化リスクを6倍以上増加させることが知られている。