2019年6月20日(木) m3.com AI Lab (村上和巳)
AIを応用した消化器内視鏡でのがん検出技術の実用化に取り組んでいるAIメディカルサービス代表取締役会長CEOの多田智裕氏(ただともひろ胃腸科肛門科理事長)は第3回人工知能応用医用画像研究会で講演し、同社のAIを利用した消化器内視鏡画像技術の薬事承認について、「年内には臨床試験を開始し、胃がん、大腸がん、食道がんの順番で実用化を進めていく。早ければ2021~2022年の承認取得を目指す」との方針を明らかにした。
多田氏はAIを利用した消化器内視鏡画像技術について「いまだ大きな誤解がある。AIは診断をするわけではない。医師かAIかという戦いをしているわけではなく、AIを医師が使いこなすことでより診断精度を...