深層学習を利用した医用ソフトウェアの研究・設計および開発を行うイーグロース株式会社（本社：京都府京都市中京区）は6月6日、社会医療法人三栄会ツカザキ病院眼科（兵庫県姫路市）と提携し、人工知能（AI）を用いて実際は存在しない網膜剥離および緑内障の画像（擬似症例画像）を生成する技術の開発に成功したと発表した。

AIの開発には、学習のために多数の画像データが必要となる。しかし、特に医療分野では学習用画像の不足により、判定精度の向上が難しいという課題があった。このたび研究グループは、深層学習技術の１つであ...