2019年3月27日(水) m3.com AI Lab (村上和巳)
長崎大学原爆後障害医療研究所人類遺伝学研究分野の三嶋博之氏は、先天性形態異常症候群の診断で、米ボストンの人工知能関連企業のFDNA社が開発した「Face2Gene」を応用し、日本人でも臨床診断と高い一致率を示したことを第1回日本メディカルAI学会学術集会で発表した。
先天性異常症候群は染色体異常や発生・形態形成関連遺伝子の変異による先天性疾患の総称。代表的なものとしてはダウン症候群、歌舞伎症候群などがあり、遺伝性疾患の国際的なデータベース「OMIM(Onli...