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87%の精度で緑内障を自動判定―日本臨床眼科学会

2018年10月12日(金)    m3.com AI Lab (宮内 諭)   

 社会医療法人三栄会ツカザキ病院眼科(兵庫県姫路市)の緑内障責任者である中倉俊祐氏は10月11日、ディープラーニング(深層学習)により超広角眼底画像を学習させることで、87%の精度で緑内障を自動判別することに成功したと日本臨床眼科学会で発表した。この成果は、緑内障に関する専門誌『Journal of Glaucoma』に掲載された。

 このたび判定に用いられた「超広角眼底撮影装置(Optos®)」は、健診などで主に用いられている従来型眼底カメラの4倍以上の画角を持ち、わずか2㎜の自然瞳孔下から眼底の80%のエリアを撮影可能だ...