2018年9月3日(月) m3.com AI Lab (宮内 諭)
産業技術総合研究所人工知能研究センターは8月31日、人工知能(AI)によってタンパク質の機能改変を効率化する手法を開発したと発表した。 東北大学大学院工学研究科、理化学研究所革新知能統合研究センターとの共同研究で、成果は、米論文誌「ACS Synthetic Biology」に掲載された。
バイオ産業では、抗体や酵素などの機能性タンパク質を改変し、その機能を向上させるという研究開発が数多く行われている。これまでは、対象のタンパク質にランダムな変異を導入して多数の変異体タンパク質(...