2018年8月31日(金) m3.com AI Lab (宮内 諭)
科学技術振興機構は8月28日、内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACTプログラム)「セレンディピティの計画的創出」の研究グループが、人工知能(AI)を用いた画像解析によって細胞を高速に識別し、分取する基盤技術の開発に世界で初めて成功したと発表した。 この研究成果は、米科学誌「Cell」のオンライン版に公開された。
多種多様な細胞の組成や構造、形態を調べることは生物学において必要不可欠である。しかし従来の技術では、個々の細胞から多くの情報を得ようとすると、解析可能な細胞数は減ってしまう、というトレードオフ...