2018年8月2日(木) m3.com AI Lab (宮内 諭)
近年、ゲノム解読技術の急速な進歩により、がん領域で遺伝子解析結果に基づいた診断治療および新薬開発が進んでいる。国立がん研究センターは7月26日、「SCRUM-Japan成果報告会2018」を開催し、同センター東病院長の大津敦氏(SCRUM-Japan事業代表者)は、「世界最大規模の臨床・ゲノムデータを収集することで、次世代の創薬、研究開発につながる成果を挙げることができた」と述べた。
SCRUM-Japan とは、2013年に開始した希少肺がんの遺伝子スクリーニングネットワーク「LC-SCRUM-Japan」と、2014年に開始した大腸がんの遺伝子スクリーニングネットワーク...