2018年7月24日(火) m3.com AI Lab (宮内 諭)
6月21日から23日まで新潟市で開催された第22回日本医療情報学会春季学術大会で、済生会熊本病院医事企画室の松本晃太郎氏は「クリニカルパスを用いたLearning Health System構築」と題した講演にて、「来院時の意識状態が、脳出血後の肺炎合併や全死亡率に関与することが明らかとなった」と発表した。
脳卒中発症後の肺炎合併は、入院中の死亡リスクを上昇させるだけでなく、在院日数の延長を招くことが知られている。そのため、脳卒中後の肺炎合併を早期に予測し、予防や管理を行うことは重要である。松本氏...