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加齢黄斑変性の判定AI、精度99%を達成

2018年7月11日(水)    m3.com AIラボ (宮内 諭)   

 人工知能(AI)を用いた画像・動画解析サービスなどを展開するRist(本社:東京都目黒区)と、国内最大規模の眼科部門をもつ社会医療法人三栄会ツカザキ病院(兵庫県姫路市)は7月10日、ディープラーニング(深層学習)により広角眼底画像を学習させることで、99%の精度で加齢黄斑変性を自動判別することに成功したと発表した。 この成果は、眼科に関する国際学術誌に掲載された。

 このたび判定に用いられた「広角眼底画像」は、健診などで主に用いられている従来型非散瞳眼底カメラの4倍以上の画角を持ち、わずか2㎜の自然瞳孔下から眼底の80%のエリアを撮影可能なものである。今回...