2018年6月12日(火) m3.com AI Lab (宮内 諭)
人工知能(AI)の一種である機械学習を用いることで、乳がん治療の副作用であるリンパ浮腫を正確に検出することができるとする研究論文が6月7日、医学誌「mHealth」に掲載された。 このシステムを用いてリンパ浮腫の早期発見および早期治療を行うことで、症状の軽減につながるという。
乳がんの切除手術や放射線療法などが原因でリンパの流れが悪くなり、手術した手や腕がむくむのがリンパ浮腫である。リンパ浮腫は腕の腫れだけでなく、運動性の低下や持続する灼熱感をもたらすため、乳がん治...