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大日本印刷、受精卵の状態を自動的に判断するシステムを開発

2018年5月28日(月)    m3.com AIラボ (宮内 諭)   

 大日本印刷、医療機器メーカーのアステック(福岡県志免町)、医療法人浅田レディースクリニック(愛知県名古屋市)は5月25日、体外受精した受精卵の発育を撮影・記録し、人工知能(AI)を用いてその状態を自動的に確認するシステムを共同開発したと発表した。

 体外受精の操作を行う「胚培養士」によってつくられた受精卵は、女性の体内とほぼ同じ環境をもつ装置である「インキュベーター」で培養される。培養中は定期的に受精卵をインキュベーターから取り出し、発育...