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オンプレ生成AIで年間3千時間以上、2千万円の削減も可能―大規模言語モデルが加速する医療改革レポート(2)

2025年4月29日(火)    m3.com AI Lab (森山和道)   

2025年4月17日、技術商社の株式会社マクニカは同社の東京都内の同社オフィスにて「NVIDIA ソブリン AI ヘルスケア Day with Macnica」を開催した。AI計算に不可欠なGPUで知られる半導体メーカーNVIDIA ヘルスケア担当副社長のキンバリー パウエル氏が創薬、医用画像処理、ヘルスケア ロボットなどAIを活用した医療技術開発の進歩について講演し、国立情報学研究所所長の黒橋禎夫氏は日本語医療LLMについて紹介した。また那須赤十字病院からはオンプレミス型生成AIサーバーを使った院内業務手順の簡素化について紹介が行われ、富士通株式会社からは電子カルテデータを活用するヘルスケアAIエージェント事業についての紹介が行われた。(全2回連載の第2回)

那須赤十字病院 医療情報管理課 課長の宮内昭広氏は、「オンプレミス型生成AIサーバーによる院内業務手順の簡素化」と題して講演した。