2022年2月4日(金) m3.com AI Lab (西村邦裕)
2019年6月、がん遺伝子パネル検査が、2021年8月にはリキッドバイオプシーが保険収載されたことでも分かるように、がんゲノム医療が全国に拡大してきている。その一方、がん遺伝子パネル検査のエキスパートパネルの件数が増え、「大変だ」という現場の負担の声も聞こえる。そして2021年度からは、AMEDによる全ゲノム解析の研究(※1)も始まった。
「コンパニオン診断薬を複数回用いることと、がん遺伝子パネル検査を行うこととでは、どう異なるのか?」、「がん遺伝子パネル検査を行う必要はあるのか?」「全ゲノムって何を見るのか?」などと聞かれること...