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Apple Watchは肺疾患患者にも有用なウェアラブルデバイスになりうるか?――Dr. 呼坂の「デジタルヘルスUPDATE」(31)

2022年1月3日(月)    m3.com AI Lab (呼坂 心 (Twitter: @dr_shinpaku))   

今回は、ウェアラブルデバイスとして様々な研究が行われているApple Watchを用いた論文についてご紹介します。ブラジル・サンパウロ大学の研究グループは2021年9月、肺疾患患者を対象として、Apple Watchを用いて測定したSpO2や心拍数が従来のパルスオキシメーターの測定値と相関するという研究結果をScientific Reportsに発表しました[1]。

アメリカ人の約19%はすでに何らかのウェアラブルデバイスを使用している、という統計が2020年に出されました[2]。これらのデバイスのほとんどは、当初は毎日の歩数データの収集しか行えませんでした...