2020年11月13日(金) m3.com AI Lab (佐竹晃太)
前回の記事では薬物療法や外科療法が抱える課題、医療費増大と地域格差拡大の懸念、オンライン診療の利便性と医療の質の両立について、治療用アプリがどのような効果をもたらすかをお話ししました。今回は、治療用アプリを使ったデジタル療法とはどういったものなのか、どのようにして使っていくのかを具体的に述べたいと思います。
治療用アプリとは、「臨床試験や治験を経て治療効果が実証されたソフトウェア医療機器であり、医師から患者さんに処方されて使用されるもので、高度ソフトウェア技術を基にスマートフォンアプリを通じて治療介...