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AI画像診断の現状と将来に向けて、医師はどう向き合うべきか

2020年3月16日(月)    m3.com AIラボ (かのうよしこ)   

大阪大学大学院医学系研究科人工知能画像診断学共同研究講座特任教授の木戸尚治氏が、2020年2月7日、兵庫県姫路市で開かれた第16回日本消化管学会総会学術集会のシンポジウム1「消化器疾患自動診断の現状」において、「AI画像診断の現状と将来像」と題した発表を行い、画像診断における人工知能(AI)についての基礎的な解説と、どのような医療への技術応用が現状行われているのか、また今後AIに対して医師はどのような心構えをしていくべきなのかということについて講演した。

木戸氏は情報工学を専攻後に医学を学び、放射線科に入局した経歴の持ち主。その後、山口大学でコンピュータ支援診断に関する研究を行い、2019年からは大阪大学と富士フイルムが開設した共同研究講座の大学...