東京大学大学院医学系研究科は1月10日、「医療リアルワールドデータ活用人材育成事業」の履修生の募集を開始した（同事業のホームページはこちら）。応募対象者は、医師ら医療従事者の他、医療データ分析経験者ら。同事業は医療分野の大規模データを取り扱い、課題解決を導く人材養成を目的としており、同事業は文部科学省の助成で実施される（同事業のキックオフシンポジウムのレポートは医療維新『医師らを医療データ人材に「現実の問題への対応にはデータ活用が必要」』参照）。

同事業では、医師ら医療従事者や医療データを業務で扱う分析者らを対象とし、医療データを素材として実践的技術と知識を修得できる教育コースを設置している。2020年4月に開講し、2年間で学ぶ一般履修コ...