2019年12月12日(木) m3.com AI Lab (鴻知佳子)
東京大学未来ビジョン研究センター、慶應義塾大学メディカルAIセンター、エムスリー株式会社m3.com編集部が2019年11月30日に開催した医療×AIセミナーシリーズ第10回「循環器とAI」に、東京大学医学部附属病院循環器内科助教の小寺聡氏が登壇した。虚血性心疾患の治療などに取り組む臨床医で、「機械音痴」でビデオの録画も苦手だが、AI研究を一から始めて半年間である程度のことができるようになってきたという自身の経験を紹介した。
AIと聞くと、なんだか難しそうで医療の現場に入ってくると「仕事を取られてしまうのではないか」という漠然とした不安を小寺氏も感じていたという。それが半年前に、同じ大学の工学部のAI研究の第一人者の...