2019年9月18日(水) m3.com AI Lab (長倉 克枝)
9月13〜15日に名古屋市内で開催された第67回日本心臓病学会で15日、シンポジウム「A.Iでどこまで心臓病診療は進むか?」に慶應義塾大学医学部循環器内科教授の佐野元昭氏が登壇し、心電図からカテーテル治療の要否を判断するAI(人工知能)の開発を紹介した。救急に搬送された患者から得られた心電図から高精度でカテーテル治療の要否を判断できたとした。
佐野氏らは今年1月、救急外来を受診した患者の心電図から、AIを用いて、カテーテル治療が必要かどうかを判別することができたと発表、研究成果の論文はPLOS ONEに掲載された(『心電図からカテ治療...