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在宅で心不全悪化を検出・早期介入へ、阪大などが医師主導治験ー第67回日本心臓病学会学術集会レポート

2019年9月17日(火)    m3.com AIラボ (長倉 克枝)   

9月13〜15日に名古屋市で開催された第67回日本心臓病学会学術集会で13日、会長特別企画「これからの遠隔医療と遠隔診療」に大阪大学国際医工情報センター特任教授の麻野井英次氏が登壇し、心不全悪化を在宅でモニタリングする手法を紹介した。ベッドに敷いたセンサーで呼吸数の変化を計測する手法で、心不全悪化での入院前に早期検出と介入が可能として、9月から多施設で医師主導治験を開始した。

慢性心不全患者は、入院が必要な重症化するたびに予後が悪くなるため、重症化する前に早期検出と早期介入が必要だ。在宅で心不全増悪を早期検出する必要があるが、肺動脈圧を直接モニタリングする方法ではデバ...