2019年7月11日(木) m3.com AI Lab (森山和道)
「バイオ医薬品EXPO」や「ファーマラボEXPO」など、医薬・化粧品業界の研究開発から製造技術まで網羅した専門技術展「第21回インターフェックスWeek」と「第1回再生医療産業化展」が2019年7月3日〜5日、東京ビッグサイトにて行われた。主催はリードエグジビジョンジャパン株式会社。多くの業界でIoTやロボットの活用が話題となっている。医薬品業界も例外ではない。今回の展示会でも、ラボ単位、工場単位いずれにおいてもロボットをはじめとした自動化技術を活用することで省人化・効率化するだけではなく、無人化によってコンタミネーションを防ぎ、品質を保持しようという提案が目立った。概要をレポートする。
産業用ロボット大手の株式会社安川電機は「生菌数試験ロボットシステム」「粉体秤量・薬液調整ロボットセル」を出展・デモを行った。「生菌数試験ロボットシステム」は過酸化水素水除染やUV照射に対応し、...