2019年3月25日(月) m3.com AI Lab (島田 誠)
花粉症やドライアイなどの症状をスマートフォン上で気軽に検査することで、重症化を防いだり予防したりする新しい診療補助アプリが開発されている。ドライアイを患う人は、日本では2200万人、世界では10億人にも至ると推測されている。しかし、重症化しない限り病院で診療を受ける機会はそう多くない。果たして、スマホアプリという形で重症化の兆しを捉えることはできるのだろうか。
花粉症に対するアプリ「アレルサーチ」およびドライアイに対するアプリ「ドライアイリズム」を開発した順天堂大学医学部眼科学教室・助教の猪俣武範氏にアプリ開発および今後の展開について話を伺った。(前編...