2019年2月21日(木) m3.com AI Lab (庄司里紗)
オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学の研究チームは、人工知能(AI)を用いた糖尿病性網膜症の即時診断(早期診断)システムを開発した。画像解析アルゴリズムによって、糖尿病性網膜症の初期徴候を98%の精度で自動検出できるという。研究は、計算生物学の専門誌『Computers in Biology and Medicine』に掲載された。
糖尿病性網膜症は成人の失明原因の第1位とされ、その影響は世界的に拡大傾向にある。罹患者数は、2030年までにおよそ1.9憶人に達するとされている。