2019年1月15日(火) m3.com AI Lab (長倉 克枝)
慶應義塾大学医学部は1月11日、人工知能(AI)を利用して、救急外来を受診した患者の心電図1枚から、カテーテル治療が必要かどうかを瞬時に判別する技術を開発したと発表した(プレスリリースはこちら)。研究成果の論文「Artificial intelligence to predict needs for urgent revascularization from 12-leads electrocardiography in emergency patients」は1月9日にPLOS ONEに掲載された。
慶應義塾大学医学部内科学教室(循環器)教授の佐野元昭氏、同助教の後藤信一氏らの研究成果。開発した技術によって、胸痛を訴え救急外来を受診した患者などについて簡便に急性心筋梗塞を判断するのに有用とし...