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ゼロから勉強、カプセル内視鏡AIを開発ー東大病院消化器内科・山田篤生助教、青木智則医師に聞く

2018年11月29日(木)    m3.com AI Lab (長倉 克枝)   

 カプセル内視鏡で小腸のびらんや潰瘍を自動判別する人工知能(AI)を開発ーー。東京大学医学部附属病院消化器内科とAIメディカルサービス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長・CEO:多田智弘)の研究チームによる、こうした研究結果が、今年10月に米医学誌に掲載された(『小腸カプセル内視鏡画像を自動読影、東大病院が開発』を参照、論文はこちら)。東大病院で撮影された小腸のカプセル内視鏡画像を機械学習のアルゴリズムに学習させることで、カプセル内視鏡画像から感度88%、特異度91%、正確度91%でびらんと潰瘍を検出できるようにした。

 研究を進めた東大医学部附属病院消化器内科助教の山田篤生氏と医師で博士課程4年生の青木智則氏はこれまで多くのカプセル内視鏡に携わってきたカプセル内視鏡の専門家だが、今回の共同研究で初めて機械学習...