2018年6月8日(金) m3.com AI Lab (森山和道)
2018年6月4日(月)、シンポジウム「ゲノムの可能性~新産業創造への挑戦」が日本橋三井ホール(東京都中央区)にて開催された。主催は一般財団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)。パネルディスカッション「テクノロジー 基礎~応用~社会」では、富士通株式会社第二ヘルスケアソリューション事業本部/エグゼクティブリサーチャーの松本俊二氏が登壇して「ゲノム医療と機械学習(成功例・失敗例から学んだこと)」と題して、具体的な機械学習の活用事例を二つ紹介した。
富士通で松本氏のグループは、スーパーコンピューター「京」を使ったIT創薬と、ゲノム解析の研究を行っており、東京大学先端科学技術研究センターと共同研究を進めている。ゲノムに関しては全ゲノムの解析...